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ハリアーの維持は大変?年間の維持費の目安

ハリアーの維持は大変?年間維持費の目安と結論

都会的な高級SUVとして人気の高いトヨタ「ハリアー」ですが、「車体価格だけでなく維持費も高いのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。結論から言うと、ハリアーの年間維持費の目安は約40万〜50万円(月額約3.5万〜4万円)です。

もちろん、これは駐車場代やローン返済額を除いた純粋な車の維持費であり、実際の走行距離や任意保険の等級、駐車場事情によっても変動します。また、ハイブリッドモデルを選べば日々のガソリン代を節約でき、結果としてランニングコストを抑えることも可能です。

ハリアーの維持費の内訳(項目別の詳細)

ハリアーを維持するために必要な主な費用は、税金、保険、車検、ガソリン代、メンテナンス代の5つです。現行型(80系)を例に、それぞれの費用の目安を解説します。

1. 自動車税・自動車重量税

車を所有していると毎年必ずかかるのが「自動車税」です。また、車検のタイミングで「自動車重量税」も納める必要があります。

  • 自動車税(年額):エンジンの排気量によって決まります。ガソリン車(2.0L)は36,000円、ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車(2.5L)は43,500円です(※2019年10月以降に初回新規登録した場合の税額)。
  • 自動車重量税(年換算):ハリアーの車両重量は1.5t〜2.0tの区分に入り、通常は2年で32,800円(1年あたり16,400円)です。ただし、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車はエコカー減税の対象となり、初回車検時などに安くなるケースがあります。

2. 車検費用・自賠責保険料

新車購入から3年後、以降は2年ごとに車検を受ける義務があります。車検費用には、国に納める「法定費用」と、業者に支払う「基本料金・部品代」が含まれます。

  • 法定費用:自賠責保険料(24ヶ月契約で17,650円目安)、重量税、印紙代などを合わせて約5万円〜6万円。
  • 整備費用:依頼する業者(ディーラーや車検専門店など)や車の状態によりますが、約4万〜8万円程度が相場です。

合計で1回あたり10万円前後は見積もっておくのが安心です。年間に換算すると約5万円の負担となります。

3. 任意保険料

強制加入の自賠責保険とは別に、万が一の事故に備えて加入するのが任意保険です。年齢、運転者の限定、ノンフリート等級、車両保険の有無によって金額は大きく変わりますが、ハリアーの場合は年間約6万〜10万円が一般的な相場です。人気の高級車であるため、手厚い車両保険をつけると保険料が跳ね上がる傾向にあります。

4. ガソリン代(ガソリン車 vs ハイブリッド車)

年間維持費の中で、乗り方によって最も差が出るのが燃料費です。レギュラーガソリンを170円/L、年間走行距離を1万kmと仮定した場合の目安は以下の通りです。

モデル 実燃費の目安 年間ガソリン代の目安
ガソリン車 約11〜12km/L 約14万〜15万円
ハイブリッド車 約16〜18km/L 約9万〜10万円

※実燃費は走行環境(市街地か高速道路か、エアコンの使用状況など)によって変動します。

ハイブリッド車の方が年間で約4万〜5万円ほどガソリン代が安くなります。購入時の車体価格差はありますが、長く乗る人や長距離を走る人ほど、ハイブリッド車がお得になりやすいと言えます。

5. メンテナンス代(オイル・タイヤ交換など)

車を安全な状態に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

  • エンジンオイル交換:半年に1回、または5,000km走行ごとの交換が推奨されており、年間で約1万〜1.5万円程度かかります。
  • タイヤ交換:ハリアーは17〜19インチと大径サイズのタイヤを装着しているため、交換費用が高額になりがちです。4本すべて交換すると10万円を超えることも珍しくありません。数年に1度の大きな出費となるため、月割・年割で積み立てておくことをおすすめします。

ハリアーの維持費を少しでも安く抑えるコツ

ミドルサイズSUVであるハリアーは、一般的なコンパクトカーと比べるとどうしても維持費は高くなります。しかし、いくつか工夫をすることでコストを下げることは十分に可能です。

  • 任意保険を見直す:代理店型からネット型(ダイレクト型)の保険に乗り換えるだけで、年間数万円単位で保険料が安くなることがあります。また、運転者の範囲を限定することでも節約可能です。
  • 車検業者を比較する:ディーラーでの車検は手厚いサポートと安心感が魅力ですが、費用は高めです。車検専門店やカー用品店などの見積もりを取り、不要な整備項目を外すことで数万円節約できる場合があります。
  • ライフスタイルに合わせてパワートレインを選ぶ:「週末の買い物にしか使わない」など走行距離が短い場合は、初期費用が安く自動車税も低いガソリン車がトータルでお得です。逆に、通勤などで毎日乗るならハイブリッド車を選ぶのが正解です。

まとめ:ハリアーの維持は計画的に

ハリアーの維持費は、税金からガソリン代、車検費用まで含めて年間40万〜50万円程度を見込んでおくのが現実的です。これに加えて、月極駐車場を借りる場合はその賃料が上乗せされます。

大柄なボディゆえにタイヤ代などの消耗品費はかかりますが、ハイブリッドモデルであれば燃費は比較的良好です。さらに、ハリアーはリセールバリュー(売却時の価格)が非常に高いという強力なメリットがあります。将来手放す時に高く売れることを考慮すれば、トータルでの実質的な金銭的負担は意外と抑えられる側面も持っています。

ご自身の乗り方や予算に合わせて、ガソリン車かハイブリッド車かをしっかり検討し、無理のない計画で憧れのハリアーライフを楽しんでください。