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ランクルプラドの維持費目安は?維持できない!とならないために必要な年収

ランドクルーザープラドの年間維持費の目安

ランドクルーザープラド(主に150系)を所有した場合、年間にかかる維持費の目安は約35万~45万円(月額換算で約3万~4万円)です。この金額には、税金、保険料、日々の燃料代、車検費用の積立などが含まれますが、車両のローン返済額や月極駐車場代は含まれていません。これらを含めると、実際の支出はさらに大きくなります。

プラドには「ガソリン車(2.7L)」と「ディーゼル車(2.8L)」があり、それぞれで維持費の強みが異なります。年間1万km走行を想定した概算費用の比較は以下の通りです。

維持費の項目 ガソリン車(2.7L) ディーゼル車(2.8L)
自動車税(年間) 50,000円 50,000円
自動車重量税(1年換算) 20,500円 20,500円
自賠責保険料(1年換算) 約8,800円 約8,800円
任意保険料(車両保険含む) 約100,000円 約100,000円
燃料代(年間1万km走行時) 約204,000円 約133,000円
車検・メンテナンス代(1年換算) 約50,000円 約60,000円
年間維持費の合計目安 約433,300円 約372,300円
  • 自動車税は2019年10月以降の新規登録車(50,000円)として計算しています(それ以前は51,000円)。初度登録から13年経過で重課税となります。
  • 重量税は車両重量2.0t〜2.5tとして計算しています。
  • 燃料代は実燃費に近い目安として、ガソリン車8.3km/L(レギュラー170円/L)、ディーゼル車11.2km/L(軽油150円/L)で試算しています。
  • 任意保険料やメンテナンス費用は、運転者の年齢や等級、整備内容によって大きく変動します。

プラドの維持費が高額になりやすい4つの理由・注意点

プラドは本格的な大型SUVであるため、コンパクトカーや一般的な乗用車と比較して特有のコストがかかります。購入後に後悔しないよう、以下の点に注意が必要です。

1. 排気量と重量が大きいため税金が高い

プラドのエンジン排気量は2.7Lまたは2.8Lのため、自動車税は毎年50,000円(または51,000円)かかります。また、車両重量が2トンを超えているため、車検のたびに支払う重量税も41,000円(2年分)となり、税金の基本負担が大きくなります。

2. 盗難リスクによる任意保険料(車両保険)の高騰

ランドクルーザーおよびプラドは、日本国内で最も車両盗難被害に遭いやすい車種の代表格です。万が一に備えた「車両保険」への加入が強く推奨されますが、その盗難リスクの高さから保険料が高額に設定されています。一部のダイレクト型(ネット型)自動車保険では、車両保険の引き受け自体を断られるケースもあるため、事前の見積もりと保険会社の選定が重要です。

3. 大型SUVならではのタイヤ交換費用

プラドが標準装着しているタイヤ(17インチまたは19インチ)はサイズが大きく重いため、交換時の費用が高価です。銘柄にもよりますが、タイヤ4本の交換で10万円〜15万円程度の出費を見込んでおく必要があります。降雪地域でスタッドレスタイヤを導入する場合、ホイールセットでさらに大きな初期費用とオフシーズンの保管コストが発生します。

4. ディーゼル車特有のメンテナンス費用(アドブルー等)

ディーゼル車は日々の燃料代が安いメリットがありますが、排気ガスをクリーンに保つための「AdBlue(アドブルー・高品位尿素水)」を定期的に補充しなければなりません。また、エンジンオイルもディーゼル専用のものが必要となり、ガソリン車に比べて消耗品関連のメンテナンス費用がやや割高になる傾向があります。

「維持できない!」とならないために必要な年収目安

プラドを無理なく維持し、日々の生活を圧迫しないための「必要な年収」は、ライフスタイルや購入時のローン比率によって大きく変わります。安全な資金計画を立てるための目安は以下の通りです。

独身・実家暮らしの場合:年収400万〜500万円

家賃負担がない、または自由に使えるお金が多い単身者であれば、年収400万円台からでもプラドの維持は十分に可能です。ただし、全額フルローンで購入すると月々の支払いが重くのしかかるため、まとまった頭金を用意するか、維持費用の貯蓄をしっかり確保しておく工夫が求められます。

ファミリー層・駐車場を借りる場合:年収600万〜700万円以上

住宅ローンや家賃、子供の教育費などがかかるファミリー層で、かつ月極駐車場を借りる必要がある場合、年収600万円〜700万円以上が安全な目安となります。車の維持費とローン返済だけで年間100万円近い支出になることも珍しくないため、家計の収支バランスを事前にシミュレーションしておくことが不可欠です。

ランクルプラド選びにおける維持費のよくある勘違い

購入検討者が陥りやすい、プラドの維持費に関する注意点を整理しました。

  • 「ディーゼルなら燃料代が安いから絶対にお得」は間違い:たしかに軽油代は安く燃費も良いですが、車両本体価格は新車・中古車ともにディーゼル車の方が数十万円高く設定されています。週末の買い物やレジャーが中心で年間走行距離が少ない(年間5,000km未満など)場合、車両価格の差額を燃料代で回収しきれず、結果的にガソリン車の方がトータルコストで安く済むケースが多々あります。
  • 「古い中古車なら安く乗れる」は間違い:初期費用を抑えようと年式の古い車両を選ぶと、初度登録から13年が経過したタイミングで自動車税が約15%、重量税が約39%増税(重課)されます。さらに、経年劣化による部品交換費用も重なるため、結果的に維持費が高くつくことがあります。維持費を重視するなら、年式と走行距離のバランスを見極めることが肝心です。